2018年 02月 06日
立春大吉 |
二月四日は立春。
この日から今年の暦がスタートします。
玄関に貼る「立春大吉」のお札を自分で作りました。
対になるのは「鎮防火燭」。
立春の朝、前日の節分に豆撒きでいじめられた鬼は、まだ玄関の近くでうろちょろしていて「くやし〜い!」と思っているそうです。
もしかすると鬼がすっと入って来るかもしれない一番危険なこの日、「立春大吉」のお札を玄関に貼って鬼を退治しとかなくっちゃ。
「立春大吉」の四文字は左右対称。
鬼が「立春大吉」のお札が貼られた玄関から入って来ると、振り向いたらやはり「立春大吉」と読める。
それを見たバカな鬼は「あれ? まだ入ってなかったっけ、入り口はあっちか?」と思って玄関の外へ出て行ってしまう。
というトリック(?)です。
これで一年安泰ということ。
というわけで、お札は文字が裏にも透けるように半紙に墨でしっかり書きます。
「鎮防火燭」は火伏せ厄除けの意味。
玄関だけではなく、火伏せの意味で台所にも貼るおうちも。
お札の貼り方は、外側から見て玄関の右側に「立春大吉」、左側に「鎮防火燭」、どちらも目線の上に貼ります。
鬼は背が高いのでしょうね、やはり。
お札は、立春の日でなくても、雨水(今年は二月十九日)までに貼ればいいそうです。
来年の立春には、また新しいお札に張り替えます。(E)
by yes-hhh
| 2018-02-06 11:25
| 暦めぐり暮らし